しおん整体院

多賀城市鶴ヶ谷2丁目36-15

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NOと筋肉と尿

昨年、大胆に剪定し過ぎたため今年は金木犀の花が咲くか心配でしたが、何とか咲いたようです。(少し前の写真になります)

 

さて、此のところ、患者さんに尿トラブルが相次いでいまして、頻尿の方、尿管結石の方が2名!

1日に3回しか尿が出ない方も!

 

健康な人の排尿時間は約21秒で長くても30秒以内でそれを超えると膀胱の衰えや男性なら前立腺肥大の可能性が高まります。(イグノーベル賞をとった研究から)ただ、朝一番の排尿時間は例外だと思いますが… (私の場合、1分以上、1L位排出することもあります。排尿後1kg体重が減ります)

頻尿の原因でもある過活動膀胱は重大な病気が隠れていることもあり、多種多様な要因があるようです。一番大きな原因は膀胱の血流低下だと考えられています。

 

膀胱に流れる血液が少なくなると膀胱の筋肉は硬くなります。また血管内皮細胞で造られるNO(一酸化窒素)が減ると膀胱の筋肉がしなやかさを失う一因となります。

NOといえば光化学スモッグや酸性雨など大気汚染の原因物質として知られていますが、体内で造られるNOは血管も筋肉も柔らかくすることが分かっています。

しかし、加齢や生活習慣病があると十分につくられず、糖尿病や高血圧の人は尿トラブルが起こりやすいということも!

 

NOを減らして膀胱の筋肉を硬くしてしまうものに活性酸素があります。食べ過ぎや早食い、ストレスなどで大量発生してしまいます。食事はよく噛んで、腹7分目くらいが良いと考えます。

また、交感神経の働きが強すぎると全身の筋肉が緊張し、膀胱の筋肉も収縮し尿トラブルの原因に!

ストレスを溜めやすい人、高血圧、血糖値が高い人、肥満の人、交感神経の働きが強い人は運動が一番です!

膀胱の筋肉を直接動かせませんが、足腰を動かして筋肉を使うと血流がよくなり、さらに筋肉から分泌される様々な健康物質(マイオカイン)=生理活性物質によって間接的に膀胱の筋肉を柔らかくすることができます。

ウオーキングやスクワット、スロージョギング、水泳、速歩、サイクリングなどがお勧めです!

私のように激しい運動をすると逆に活性酸素を大量発生させて血管内皮細胞の機能を低下させて動脈硬化を進めてしまうので過激な運動は避けた方がいいのですが(^'^)

 

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コメント: 2
  • #1

    春美 (水曜日, 12 10月 2022 12:17)

    お酒の飲みすぎは関係ありますか?�

  • #2

    しおん整体院 (土曜日, 15 10月 2022 12:15)

    何でもやり過ぎは良くないですよね。
    アルコールの過度の摂取は免疫、血流、脱水症状の回復、そして筋肉細胞の修復などを妨げることが分かっています。
    もちろん、個人差はありますが少量なら大丈夫です。
    ジョギングのあとのビール一杯ならOKかな。でもその後すぐ水も摂らなくてはなりませんが…