しおん整体院

多賀城市鶴ヶ谷2丁目36-15

 TEL 022-364-0811

 お電話での受付時間

  午前9時から午後9時まで

 

診療時間

 午前10時~午後9時00分

   休業日

 不定休(月に1~2日)

診療時間外や休日であっても

ご要望に応じられる場合が

あります。

お気軽にご相談下さい!

 

   おねがい

療術中は顔がベッドに当たるためタオルが必要になります

柔らかいフェイスタオルの持参をお願いしています。

介護されないために(特別篇)

先日、今年初めて「日本酒を楽しむ会」を開くことができました。新しい会員も増え盛り上がりました!やはり大勢で飲むのは楽しいものです!

ところで、以前にお伝えした「支える力」ですが、実は神経や胃腸にも大いに関係があったのです。

 

骨は70~80%がカルシウムで残りはコラーゲンやミネラルです。骨の深部の骨髄では血液が造られています。骨の強弱と血液の関係についてはまだ明らかになっていないようですが、骨が弱くなることと動脈硬化の進行度合いは比例するようです。

 

体内のカルシウムは骨の原料だけではなく、神経の伝達には非常に重要な物質で、カルシウムが不足すると神経伝達がうまく行われず、血管や筋肉が正常に機能しなくなります!

カルシウムは非常に大切なミネラルなので血液中に一定量存在するよう体内で調整されています。

もし体内に必要量のカルシウムが入ってこなければ、自分の骨を溶かして血液中に補給します。

長期間カルシウムが不足すると骨はどんどん溶かされ細く弱くなっていきます!

しかし骨から溶け出たカルシウムは肝心の骨を形成せず、血管や関節などにくっついてトゲをつくったり、血管に沈着して石灰化させたりと、とんでもない悪さをするのです。

 

ほとんどの栄養素は食後2~3時間で小腸から吸収されますが、カルシウムは血中濃度が一定になるように24時間かけて小腸と大腸から吸収されていきます。ですから腸内環境が悪いとカルシウムは十分に吸収できないということになります。

また、胃酸はカルシウムをイオン化し、吸収しやすくさせます。そして肝臓で造られた胆汁には骨づくりを助けるビタミンDやKの吸収を高める働きがあります。

 

骨や歯をつくるには吸収したカルシウムがリンというミネラルと結合する必要がありますが、リンは添加物にたくさん入っているので必要以上に摂取していると考えられます。リンの比率が高いと足りない分のカルシウムを骨を溶かして補うのでスーパーなどで買い物をする時は食品添加物の「~リン」という表示に気をつけ、摂り過ぎには注意しましょう。

 

乳製品はカルシウムも多いのですがリンも多く含んでいるので実は摂り過ぎ注意なのです。やはりいつもの青魚や緑黄色野菜、根菜類、海藻、赤みの魚も、脂身の少ない肉類、豆類、きのこ…

まあ…まんべんなく、しっかりとかな。くれぐれもサプリメントで何とかなるさと思わないことです。カルシウムの吸収に必要なビタミンDやマグネシウム、亜鉛なども偏食せず適切な量を摂っていれば何も問題ないと考えます。

酢やクエン酸も胃酸と同じくカルシウムの吸収をよくする働きがあります。何にでも酢を入れて食べる人を見ますがあれはもしかして理にかなっているのかもしれません!?

 

近年、骨の細胞から免疫機能や認知機能に関わる物質が分泌されていることが判明しました。骨を丈夫にすることは「支える力」を高めるだけではなく生命活動の維持に非常に重要だという事ですネ(^^)/

 

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    春美 (土曜日, 11 6月 2022 18:56)

    少しずつでも、コロナ以前の生活になっていけばいいですね。

    骨密度、しばらく測定していません。
    ちょっとだけ、値が低いんですよね私。

    サプリメントではなく、食べ物から栄養素を摂るのがいいと思います。
    適度な運動と食事。
    飲み過ぎ注意?�

  • #2

    しおん整体院 (金曜日, 01 7月 2022 07:33)

    最近はかなり気温が高く、酷暑が続いています。熱中症に十分気をつけてウオーキングやジョギング、縄跳び、ラジオ体操など短時間でも骨に刺激を与える自分に合った運動をするといいと思います。