しおん整体院

多賀城市鶴ヶ谷2丁目36-15

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支える力

医師で哲学者、音楽家でもある、かのアルベルト・シュバイツァーは様々な名言を残していますが、その中の1つに「全ての人間は自分自身の医者を内部にかかえている」という言葉があります。この自分自身の医者とは自然治癒力のことで、誰でもケガや病気から回復する力が備わっているということですね。自然治癒力をもう少し範囲を広げると健康を維持する力につながります。健康管理士の高木昌信氏によるとその力は主に3つに分けられるといいます。

今回はその中の1つ、「支える力」についてです。私たちはこの地球上で無意識ですが、約1気圧(10N/㎠)という重力の中で生活しています。1Nは100gですから大変な力がかかっていることになります。この重力に押しつぶされないように対抗して支えているのが抗重力筋です。抗重力筋とは図のように首や背中、胸、お腹、お尻、脚といった重力に対抗して体を保持する骨や関節、筋肉といった骨格系の総合的な力です!(年齢を重ねても鍛え続けることが大切ですね)

寝ている時は重力に対抗する必要がないため、その分のエネルギーを新陳代謝や疲労回復に使うことができます。骨の新陳代謝も睡眠中に行われますが、昼間、しっかり体に重力をかけておかないと骨を造る骨芽細胞の働きが低下するようです。骨を丈夫にするためには自分の体重が骨に適度に負荷がかかるようなウォーキングや縄跳び、軽いジョギングのような運動が必要です。サイクリングや水泳は骨の強化はあまり期待できません。

また、心の安定を保ちリラックスできる時間を作ることと抗重力筋には関連性があり、気分が落ち込むと抗重力筋の働きは低下し、良い姿勢が保てなくなります。ストレスを溜めないことも体を支える力には必要だということですね。

激しい運動は逆効果ですが、当然長時間じっとうごかないでいると関節周辺の筋肉や靭帯、腱は硬くなり可動域を狭めてしまいます。

この2年間で、新型コロナウイルス感染症の流行で自宅で過ごす時間が増えたのではないかと思われます。運動不足で足腰の衰えを感じている方も多いのではないでしょうか。昼や時間のとれる時にはしっかり抗重力筋を鍛え、忙しくても少しでもリラックスできる時間も作ることでよい睡眠へと誘ってくれるのではないかと感じています(^^)/

 

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コメント: 2
  • #1

    春美 (火曜日, 08 2月 2022 16:26)

    今年の大雪で、歩道が大変なことに。凸凹、ツルツル、段差あり。足の指にしっかり力を入れて入れないといけません。変な力が入るのか、筋肉痛も。寒いと縮こまっていないで、運動しないとね。

  • #2

    しおん整体院 (木曜日, 10 2月 2022 00:01)

    そちらは例年にも増して雪が多いそうですね。外でウォーキングもままなりませんね。
    せめて家でストレッチやラジオ体操第一と第二をしっかりやるくらいでしょうか。