しおん整体院

多賀城市鶴ヶ谷2丁目36-15

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のどと呼吸筋

ほとんどの文化施設やスポーツジムが閉鎖され、様々なイベントも中止・縮小される中、ようやく小学校や中学校が授業再開となった地域もあります。近くの小学校でも何人かの子ども達が校庭でサッカーをしていました。日本では何か所か集団感染があるものの抑え込まれている方だと思いますが、ヨーロッパや中東、アメリカなどでは急激な感染拡大・死者も増えていくのだろうと思います。一体いつになったらというのが見えないので不安も高まり、東京オリンピックも延期せざるを得なくなるでしょう。選手にとってはピーク(試合日に最高の状態に仕上げること)をどこにもっていくのかも分からず、最終選考を兼ねた試合も中止になったりと精神的な動揺は計り知れません。ましてや年齢的にぎりぎりな状態で今年に合わせて過酷な練習を重ねてきて代表に選ばれた選手たちにとってはいかばかりかと… せめて秋頃にでも開催されればいいのでしょうけれども。

感染すれば大多数の人は軽症で済むらしいコロナウイルスによる感染症ですが、隠れ肺炎?もあるとのこと。症状がなくてもレントゲン撮影では肺炎のような影があるというのです。

感染してもコロナウイルスを撃退する体をつくるには免疫力を高める他に呼吸筋を鍛えるという方法があります。

呼吸器内科のスペシャリストの大谷義夫氏によると、呼吸には良い呼吸というのがあって、まずは鼻呼吸ですね。鼻毛のバリアがあり、ウイルスや花粉などの抗原をキャッチして体内に入らないようにしてくれます。また当然深い呼吸が良く、ガス交換率が高くなります。浅い呼吸は取り込める酸素量が少なくなり、呼吸数を増やそうとしますが交感神経を刺激して体を緊張させてしまいます。そして胸式呼吸と腹式呼吸では深く呼吸できるのであればどちらでもよいということですが、腹式呼吸のほうが副交感神経を優位にするのでリラックスしたい時にいいですね。

最近は長引く咳の人が増え、慢性的な炎症で気道が過敏になって起こる「咳喘息」と診断されるようです。気道過敏を増幅させるアレルギー疾患の増加やストレス社会などが関係しているとのこと。長引く咳は「悪い咳」ですが、異物が気管に入るのを防ぐために起こる咳やむせは「いい咳」だといえます。咳反射によって起こるもので、もし何かを誤って飲み込んでも咳反射がうまくできれば誤嚥性肺炎を防げますね。しかし、「むせる」ということは飲み込むタイミング(嚥下反射)がずれたり、飲み込む力が低下しているといえるので呼吸筋が衰えている可能性があります。

更に脳にある咳中枢が「咳を出せ」と命令するのですが、脳内に小さな脳梗塞(ラクナ梗塞)が起きていると咳反射や嚥下反射が低下し誤嚥しやすくなるそうです。ラクナ梗塞というのは何と60歳を過ぎると2人に1人に見つかるといわれています!私もよくむせるのでラクナ梗塞が起こっているのかもしれません('Д') 脳の毛細血管を詰まらせないように動脈硬化を予防するのが大切ですネ。

呼吸筋を鍛え、肺機能を高めるのに、大谷氏は図のような「タオル体操」を薦めています。両手にタオルを持って息を吸いながら腕を上げて伸びあがり、息を吐きながら腕を下すということを繰り返すだけで簡単に呼吸筋が鍛えられます。

肺の健康にはビタミンA・C・D、ポリフェノール、DHA、EPAが勧められています。1日一個のリンゴが肺の機能低下を予防するという論文もあり、大谷氏は毎日リンゴを食べているそうです。 その他ブロッコリーや緑黄色野菜、コーヒーにハチミツを入れて飲んだり、抗ウイルス・殺菌力を信じて緑茶を飲むのも効果的かも(^o^)

 

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コメント: 2
  • #1

    春美 (水曜日, 25 3月 2020 07:59)

    私も食べるとき、むせることがあって、歳とったなぁ、と思います。いまの時期、咳をすると白い目?でみられるので…
    まだまだ、コロナウィルス終息しなさそうですね。できること、で防ぎます。

  • #2

    しおん整体院 (日曜日, 29 3月 2020 08:47)

    オリンピックも来年になり、この近隣でも感染者が出てしまいました。東京も大変です。これから爆発的に増えるのでしょうか?
    一人ひとりの意識が大切ですね。