しおん整体院

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洋上風力発電

この時期は妻の実家からハタハタが大量に送られて来ることも多いのですが、今年はかの有名な八峰町の八森でもハタハタがあまり獲れないそうです。小型の魚が目立ち、雄と雌の比率が9対1位の時もあるという程、雌の出回る量が限られているとのこと。

そのような状況の中、今まで見たこともない位の大型の雌のハタハタが送られて来ました。頭も既に取られていて味噌漬けにされ、焼くばかりになった極上のハタハタ!頭なしでも20cmはあったでしょうか、まるまる太ったその腹の中のぶりこの、それこそブリブリとした食感!今年もお義母さん有難うございました(#^^#)

ところで、ハタハタを包んでいた「北羽新報」の一面に気になる記事が・・・

「低周波音、ハタハタ、景観変容」エッ?! 何だ?と。読んでみると… 風車を回すのに良い風が吹く秋田県の海は国内では少ない遠浅のため海底に基礎を造る着床式風車の建設に向くのだという。国は洋上風力発電整備を促す法律をつくり、秋田県沖にこれを造る可能性が高いというのです。巨大な洋上風車が沿岸に建設されれば、接岸するハタハタの産卵が困難になり獲れなくなった場合、漁業者だけではなく、市民・県民そして私をも含め大きな影響を受けます。これは大変だあ!

能代市長は雇用やビジネスチャンスの拡大につながり地域経済に好循環を生むと強調しています。一方、巨大な風車の水中騒音が海域の動植物に与える影響が調査対象になっていないなどとして秋田弁護士会はこの事業所が実施した環境アセスメントの方法書に対して意見書を提出。複数の市議も水中の騒音、(超)低周波音、予測地点、期間、周辺風力事業との複合的影響などの不備を問題視しています。

そして、今日何となく目にした「河北新報」のリポート2018の中にも洋上風力発電のことが記載されていました。それは由利本荘沖で、日本最大規模(総出力70万kw)を予定しているとか。その中ではやはり低周波音による健康被害(睡眠障害やめまいなど)を強く心配している反面ハタハタとは異なり、海底地盤に立つ柱の部分に藻が付きやすい塗装をし、周辺一帯に藻場を形成して魚(どんな魚なのか分かりませんが)が育つ環境をつくり出すことができると主張しています。これは、浮体式洋上風力発電ではあるけれども長崎の五島市沖で魚を集める効果があったことからの主張ですね。観光振興や漁業にも好影響を与えるだろうと考える歓迎派と低周波音などの健康被害を考える反対派と意見は分かれています。

能代・八森沖で事業を計画する会社と由利本荘沖で計画する会社は別会社で、複数の風力発電会社が今後も出てくることも十分考えられます。何年か後、秋田県沖1~数kmにかけて巨大な風車が南北数十kmに渡って何百基も建っていることになっているかも知れません。

確かに再生可能エネルギー開発を進めることは大切だと思いますが、海洋に囲まれている国だからこそ絶対に拙速になってはいけないでしょう。いずれにしても住民説明会など何度も行い、いい加減な環境アセスメントが通らないことを祈ります。ハタハタのためにも<m(__)m>

 

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コメント: 2
  • #1

    春美 (月曜日, 31 12月 2018 22:50)

    そういえば、今年のハタハタは小ぶり。
    ぶりこの味噌漬けって、あるんですね。以前はよく田楽にして食べましたが、お高くなりました。
    自然を人工的なものに変えてしまうと、もとに戻すのは大変ですものね。
    ハタハタに限らず、乱獲による資源減少もあるし、難しい問題です。

  • #2

    しおん整体院 (火曜日, 01 1月 2019 12:51)

    何か重大な問題が起こった時、一企業の責任では済まされないですものね。

    春美さん、昨年もいつもコメント、応援有難うございました!
    今年もよろしくお願いします。