ツール・ド・東北 2018

今年で６回目となるツールド東北が15、16日の両日、宮城県沿岸を舞台に開かれました！

タイムトライアルではないので表彰式などはなく完走証が頂けます。

今年は新たに「仙台発グループライド＆クルージング」60ｋｍ（途中塩釜港からチャーター船で奥松島へ渡ります）と南三陸からのワンウェイフォンド50kmが加わり、総勢約3650人のライダーの参加となりました。私は、石巻専修大がスタート、ゴールの、南三陸町に入ってすぐの神割崎を折り返す「北上フォンド」１００kmに参加しました。今年で3回目の参加ですが、過去５回とも天候に恵まれず、今回初めて秋晴れになったと司会者が説明していました。一昨年はどしゃぶり、去年は台風！しかし、暑すぎ！朝7時の段階で29度と誰かが叫んでいた。案の定、脚攣り者続出。私も半攣り3回程。結構なアップダウンが続き、こってりミネラルタブレット「２ＲＵＮ］を飲んで何とか完走という体たらくでした。朝早いのでいつも寝不足で出場しなければならず毎回脚攣りが心配なのです。言い訳ですが。

さて、このツールド東北の最大の魅力の一つであるエイドステーション（20km位毎にある休憩所）でのおもてなし！女川の秋刀魚のつみれ汁、雄勝でのホタテ焼き、そして神割崎ではタコとホヤのシーフードカレーなど疲れた身体を元気づけてくれます。写真は硯で有名な雄勝の地元の方々が太鼓の演奏を行って下さった一コマです。女性の方も多かったのですが、とても力強く息をのむ場面も。雄勝地区も被害が甚大でしたが、今後の更なる復興を感じさせ、私たちチャリダーをも鼓舞させる素晴らしい演奏でした！

エイドステーションでは地元の方々は朝４時頃から準備をする所もあるということでした。「朝早くから有難うございます、頑張ってください！」と言うと、反対に、「応援有難うございます、頑張って下さい！」と言い返されます。「応援してたら応援されてた」を肌で実感する瞬間です。全国からなぜこれだけの自転車ヤローが（女子も多いですが）集まるのか様々な想いがあると思いますが、沿道で何時間も大漁旗を振り続ける被災地の老若男女の人々を見ると熱いものがいつも込み上げてきます。そして隣に座ればいつの間にか友達、仲間になっている。これも大きな魅力の一つです。来年も走るどー!(^^)!

総走行距離：99,24ｋｍ

平均速度　：20,4km/h

最高速度　：55,5km/h

乗車時間　：４時間54分

消費カロリー：1758kcal