100歳まで成長？

ちょっと面白いのを見つけたので書いてみます。

大脳の外側には３つの溝があり、大脳半球は前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉の４つの部分に大きく分かれています。さらに、どんな働きをするかによって小さな部分に分けられ「領野」と呼ばれています。どの領野がどんな役割を果たしているかで、それぞれ「～運動野」とか「～視覚野」とか「～連合野」とか呼ばれ難しい説明がされています。しかし、医師の加藤俊徳氏が一人ひとりが脳を使いこなすことで、より良い人類社会が訪れると考え、ずっと分かりやすい「脳番地」論を生み出したのです。全体で120ほどの脳番地があるそうですが、大きく「思考系」「理解系」「運動系」「視覚系」「聴覚系」「記憶系」「伝達系」「感情系」の8つの脳番地に分けられるということです。

健康な脳は全ての脳番地をバランスよく使っています。バリバリ精力的に仕事をしていても記憶力が衰えてしまうのは、決まった脳番地しか使わない偏った脳になっているのかも知れませんネ。

また、現代人はパソコンやスマホをよく使用し文字を理解する左脳ばかり使われ、右脳にある脳番地が使われなくなっていく傾向が強いですね。すると相手の表情を見て判断し理解する力が衰え、怒りっぽくなったりコミュニケーションがうまくとれなくなったりするようになる、と・・・

なるほど納得です。ちょっと分かりにくいですが、写真は「かんたん脳強化トレーニング！脳番地パズル」のごく一部です。どうでしょうか？

たとえ物忘れが多くなっても脳全体が衰えている訳ではなく、むしろ50歳を過ぎてから成長する所もあり、加藤医師は、脳は100歳まで成長すると確信しているそうです。

現在、アルツハイマー型認知症の最大の原因はアミロイドβ仮説だそうですが、その他の仮説もありますが、もしかしたらこの「脳番地」をバランスよく使いこなすことこそが認知症の最大防御ではないかと私は考えています(^o^)