アブラムシ

今は庭のユキノシタが開花し可憐な花々で楽しませてくれます。それにしても不思議な形をしています。以前に葉は天ぷらにすると美味しいと書きましたが、薬草としても知られているようです。花の形から生薬では虎耳草といいます。葉は乾燥させて煎じたり、水につけて柔らかくして直接貼ったりするそうです。利尿効果、解毒作用があり、古くから利用しているようです。

ところで、ふと近くにある花桃の木を見上げると葉の先端付近や枝の至る所になんとアブラムシが「びっしり」と張り付いているではありませんか！

毎年、可愛らしい花をいっぱい付けてくれるので楽しみにしているのですが…

アブラムシ用の殺虫剤を何度も吹きかけたものの効果なし。牛乳噴霧剤もだめでした。仕方がないので何千、何万と張り付いている枝ごと切り落としました。それでも１週間もするとまた「びっしり」と写真のようにアブラムシが！

風通しが悪かったり、土の中で越冬したアブラムシが春から初夏に付くとか、土の栄養、木の栄養が足りないと付きやすいとかいうのだけれど…

突然、大量のアブラムシが現れた！という印象が強いですネ。この時期は全て雌のアブラムシだそうで、産み落とした子には自分と全く同じ子が既に胎内にいる卵胎生単為生殖という驚くべき方法で爆発的に増えるようです。

もう、これ以上枝を切ってしまうと丸坊主になってしまうので、肥料もしっかりやって出来る限り退治するしかないかなあ…

来年花をつけてくれるか心配です。