しおん整体院

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どんと祭

昨日はどんと祭でした。正月に使った門松やしめ縄などの正月飾りをこの日に焼き、その火にあたることで一年の無病息災と家内安全を祈願するお祭りですね。宮城県内ではどんと祭と称しますが、他の地域ではどんど焼きとか左義長などと呼ばれるようです。各地の神社で行われますが、特に仙台の大崎八幡宮の松焚祭(まつたきまつり)が有名です。我が家では近くの小さな神社に愛犬の散歩がてら行くのが慣わしです。

 

しかし、この日は大崎八幡宮では松焚祭りと同時に「裸参り」も行われます。妻が、「何で今日のような寒い日に裸でお参りする必要があるのでしょうね~?」と。確かにそうですね。

仙台裸祭は元々は東北南部地方の農家や酒蔵の神事にルーツがあるといわれています。農閑期に仙台へ来ていた南部杜氏によって醸造安全を願う仙台の酒蔵の年中行事として江戸時代中期には行われていたといいます。その様式が現代まで脈々と受け継がれてきたのでしょう。裸である意味は、自分を飾らずありのままを差し出す正直な姿、そして白いサラシは清浄無垢、潔白な心根を表わしています。吟醸酒を造るのには温度管理が難しく仮眠の連続で非常に神経をすり減らすといいます。そうまでしても、その年々でお酒の出来には良し悪しがでます。正に神のみぞ知る、です。日本酒好きの私としては、杜氏さんには本当に頭が下がります。

酒の話になってしまいましたが、どんと祭と裸参りはこのように別々の行事なのです。なぜ裸参りが同じ日になってしまったのか? おそらくは、旧成人の日、或は奈良時代から続く元服の儀と関係があるのかもしれませんね。

 

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コメント: 2
  • #1

    春美 (木曜日, 19 1月 2017 18:34)

    お母さま、素敵な笑顔ですね。家族みんなが思い合っているのがよくわかります。

    子供たちが学生の頃、大崎八幡宮の近くに住んでいたので、仙台に行くたびにお参りしていました。大好きな場所です。

    この年になって、昔からの行事っていいなあ、と思うようになりました。

  • #2

    しおん整体院 (金曜日, 20 1月 2017 14:34)

    春美さんも神社仏閣が好きなのでしょうか。妻も古い神聖な所が好きなのですが、
    信仰心の大変薄い私でも、そのような所へ行くと心が洗われるような気持になります。