しおん整体院

多賀城市鶴ヶ谷2丁目36-15

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体内時計

大塚邦明さんの(東京女子医科大学名誉教授)の気になる記事を見つけたので書いてみます。

時間が 経つと決まった時間にお腹がすいてきます。また、夜になると同じような時刻に眠くなります。朝7時に起きる人が夜7時に眠くはならず、10時頃から眠くなってきます。

私たちの体は朝の光を浴び15時間後位に眠りの時計のスイッチが入り眠くなるようになっているのだそうです。これは体内には24時間の基本リズムがあり、自律神経やホルモンの分泌の変動が1日の中で決まった時間に行われることにあります。実は私たちの体内時計は25時間になっていて、朝の光を浴びることで24時間のリズムに合わせて調節しているということです。ですから夜更かしや昼夜逆転の生活は体内時計を狂わせ、自律神経のリズムに異常をきたして肥満や様々な生活習慣病を引き起こすことも分かっているそうです。

この眠りを誘う働きをするホルモンが「メラトニン」という物質です。メラトニンは脳の松果体から分泌されるホルモンで体内時計に働きかけ、覚醒と睡眠を切り替え自然な眠りを誘う作用があります。メラトニンはこの他に抗酸化作用、疲労回復、病気の予防、老化防止にも効果のある注目のホルモンの1つです!

このリズムと並んで90分周期の基本リズムもあります。よく知られているレム睡眠(浅い眠りで身体は完全に休んでいるけど脳が活動している状態)とノンレム睡眠(深い眠りで身体も脳も休んでいる状態)の他に、集中して脳を使う作業も90分が限度で、お菓子をつまみたくなったり、のどが渇いて水が飲みたくなるのもこの周期だそうです。

さらには毎日の骨の破壊と再生も体内時計の働きによって操作されていて、午前0時から4時位が細胞分裂が盛んで骨の再生がピークになります。骨づくりに必要なカルシウムやビタミンD の多い野菜や魚は夕食時にしっかり摂ると良いですね。体内時計が狂って生体リズムが乱れると、骨の破壊と再生のバランスが崩れ骨粗しょう症につながってしまいます。

夜勤の多い方やシフトワークでの勤務はどうしても24時間の生体リズムは乱れてしまいます。当院に来られる患者さんにもシフトワークの方が多くいらっしゃいます。中々ご自分の時間を持てない事情もあると思いますが、体内の生体リズムを意識して年齢や労働に見合った食事や運動をすることが大切です。特に昨今、糖質ダイエットが流行っているようですが、朝食には唯一時計の針を調節する働きがあるので睡眠中に消費した脳のエネルギーを回復するためにも、朝食には必ず米やパンなどの糖質を食べることが非常に重要です!

 

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コメント: 2
  • #1

    春美 (金曜日, 09 12月 2016 17:54)

    夜は普通に眠れるのですが、朝起きられないし、起きてもなかなか活動できません。
    同じ時間に眼が覚めるから、少し体内時計がずれているのかも。
    冬の間、朝日は貴重です。

  • #2

    しおん整体院 (火曜日, 13 12月 2016 13:07)

    それは大変ですね。年齢的なホルモンのバランスの崩れから起きているのかもしれません。
    くもりや雪の日でも朝になり明るくなった外を見ることで体内時計はリセットされます。できれば午前11時前には朝の散歩が少しできるといいですね。