しおん整体院

多賀城市鶴ヶ谷2丁目36-15

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筋肉Ⅱ

私たちの筋線維量は加齢にともない40%も減少するそうです。断面積の縮小も特に速筋線維に顕著にみられます。では、速筋線維を増やすためにハードな筋トレを主として行った方がよいのでしょうか?

加齢と共に動けなくなる本当の原因はインナーマッスルにあると思います。特に骨盤周りと肩甲骨周りと考えます。骨盤周りでは腰の骨から骨盤を通り脚までつながっている筋肉が、肩甲骨周りでは肩甲骨と背骨をつないでいる筋肉や肩甲骨や肋骨から肩をつないでいる筋肉が重要になります。年老いても、しっかり歩いたりジョギングできるためには骨盤周りでも腸腰筋といわれる上記の腰の骨から脚までつないでいる筋肉ですが、この筋肉が大事になってきます。この筋肉を鍛えるのは、いわゆる表層の筋ト

レでは難しく持続的に徐々にしかも慣れたら少しずつ強度を増していく必要があります。例えば、姿勢を正して上り坂をゆっくり大またで歩くことから始めるとよいかと思います。

腸腰筋は右の図(http://ishikokkashiken.com/femur/から)のように体の深部にあります。

ウォーキングや軽いジョギングでは足腰を本当の意味で鍛えるのは難しく速筋線維は発達しません。しかし脂肪を燃やしやすくし、心肺機能を向上させることは可能です。また時間や速度、距離を伸ばしていけば遅筋線維を発達させることもできるでしょう。そしていわゆる筋トレは年齢に応じて適切に徐々に行っていけば何歳になっても速筋線維を鍛えることはでき、若々しい印象を与えてくれるでしょう。

最近の研究では、中高年1500人を20年にわたる追跡調査を行ったところ、適度な運動を続けてきた人は脳の萎縮も少ない!という結果を得られたということです。

筋肉という視点から考えると普段は軽くジョギングをしたり、スポーツジムで少し汗を流したり、水泳やテニスをするのもいいですね。時にはハイキングを楽しんだり、そして年齢を重ねても自分に合ったスポーツを見つけ継続して行うのがコツといえます。

ただし、体に不調があったり、どこか痛いとか苦しいとかという状態のときに無理をして運動を続けると尚さら悪い状態になってしまうので決して無理はしないようにしましょう。

 

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コメント: 4
  • #1

    春美 (火曜日, 23 2月 2016 18:24)

    弘前市でも、65歳以上の人を対象にした体操教室や、筋トレの催しが増えた気がします。
    私も、元気な年寄りを目指さねば。

  • #2

    しおん整体院 (水曜日, 24 2月 2016 13:58)

    そうですね。各地で「健康に老いる」をテーマに定期的な活動が盛んになってきているようです。
    お互いに頑張りましょう!

  • #3

    田原 修一 (日曜日, 28 2月 2016 10:40)

    葉書ありがとう。HPコメントを利用してゴメン。この4~5年本当にいろいろなことがあり、再出発の意味で、役を降り仕事の原点に返ろうと思います(4月からオホーツクへ転勤)。いいところだよ。独り言、少し読ませていただきました。これからは見習いたいと思いました。来道、待ってるよ!   sh.tahara@hb.tp1.jp or sh.tahara@icloud.com

  • #4

    しおん整体院 (日曜日, 28 2月 2016 20:32)

    田原君、オホーツクですか!一般的には厳しい所だと考えがちですが…
    定年後、すぐに活動できるように今から少しずつ身体を鍛えてください。