しおん整体院

多賀城市鶴ヶ谷2丁目36-15

 TEL 022-364-0811

 お電話での受付時間

  午前9時から午後9時まで

 

診療時間

 午前10時~午後9時00分

   休業日

 不定休(月に1~2日)

診療時間外や休日であっても

ご要望に応じられる場合が

あります。

お気軽にご相談下さい!

 

   おねがい

療術中は顔がベッドに当たるためタオルが必要になります

柔らかいフェイスタオルの持参をお願いしています。

喉頭蓋

最近何だか、やたらにむせることが多くなったような気がしてなりません。家の中なのに立ったまま飲食したり、動きながら食べたりすることもあって(時間がない時など無意識に立って飲食してよく注意されます)。そのせいかとあまり気にしてなかったのでした。しかし、もしかして喉頭蓋(こうとうがい)も老化するのかなあ?などと思っていたらやっぱり衰えるのです。

赤ちゃんは、鼻から呼吸を止めることなくお乳をゴクゴク飲むことができます。これは赤ちゃんの喉頭は大人よりもずっと高い位置にあって、喉頭蓋を開閉しなくても空気も乳も自由に気道にも食道にも入っていけるためです。気道にもかなりお乳が入っていくと言われていますが母乳は母親の血液が原料なので、異物としてアレルギーや肺炎の原因にはならないそうです。ミルクはそうはいきません。むしろ母乳がウイルスや細菌を防いでいると言えます。(図は大人の嚥下の様子です。藤島一郎:医歯薬出版より)

そういえばヒト以外の哺乳動物も食べながら呼吸ができるのでずっと羨ましく思っていました。赤ちゃんも哺乳動物と同じだったとは知りませんでした。しかしその赤ちゃんも4か月位から徐々に喉頭が下がり始め離乳食を食べ、言葉を発するようになります。してみると、私たち大人はこの先どんどん喉頭蓋が下がり続け誤嚥の機会が多くなって、終いには肺炎で死んでしまうのかア、などと悲観してましたが喉頭蓋周辺の筋肉を鍛えることでかなり防げるようになるそうです。ほっぺたをふくらませたり、唇をすぼめたり、舌をべえ~と思いきり出して前後左右、上下に動かしたりと… どの筋肉でも年齢に関係なく鍛えることができるのですネ。

 

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    春美 (月曜日, 22 6月 2015 23:31)

    よく年配の方が、餅を喉に詰まらせるとききますが、飲み込む力も衰えるのですね。
    ほっぺたをふくらませたり、唇をすぼめたりするのは、顔の筋肉も鍛えられるみたいです。小顔になるとか、ならないとか…

  • #2

    しおん整体院 (火曜日, 23 6月 2015 18:27)

    小顔になるかどうかは分かりませんが、餅を喉に詰まらせる原因は唾液量や咀嚼力もありますが、餅そのものの粘着力にもあります。餅が気道の入り口で少し引っかかった時に吐き出そうと咳が出ますが、年を取ると咳の力も弱く窒息してしまうようです。
    舌を思いっきり出して喉周辺の筋肉をきたえる時、私の場合それだけで身体が熱くなるのを感じます。是非お試しを!但し他人には見られないようご注意を!