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先日ある記事をを読んでいたら、ふと目に留まったのが「成人の味蕾の数は乳幼児期のおよそ半分である。」という一文でした。え~、そうなのかぁ?と調べてみたら成人の味蕾の数は若者で6000~9000個、老人で4000個位だそうで年齢とともに減少するようです。乳幼児期ではやはり成人の2倍ほどあるようです。
味覚の受容器は味蕾で、味蕾の中に味細胞がありますがその寿命は何と10日程だそうです。味蕾の味細胞も年齢と共に細胞分裂のスピードも遅くなりやがて細胞分裂そのものをしなくなる細胞が増え味蕾の数も少なくなるのでしょうか?
発生4か月のヒトの胎児では味蕾は舌、上あご、歯茎、ほほの粘膜、唇、のど、そして食道の上部まで及んでいるそうです。味蕾だらけですね。子供の方が味に敏感で、子供に好き嫌いが多いのは味蕾が多いことが原因の一つではないかと考えられています。「これは大人の味だから子供には分からないだろうなあ。」などとよく聞く言葉ですが、実は単なる味覚の低下に過ぎないのでは、とも思います。
ところで、我が家の愛犬「ゆず」の味覚は一体どうなのだろう・・・と、犬の味蕾の数は、何と1700~2000個程でとても少ないのです。犬の祖先ははっきりとは分からないようですが、何しろ肉食獣です。野生の肉食獣は獲物を捕らえて生で食べます。生ということは血液や獲物の汚れなど味にこだわらず何でも食べなければ生きていくことができません。自然界で生きていくためには敏感な味覚は必要なかったのですね。犬にとっては食べられることが問題であり、おいしいとかキレイであることは問題ではなかったのです。ですから、最初はにおいに惹かれ食べ始めればほとんど味を感じることなくガツガツと一気に食べるのですね。犬がなぜあんなにガツガツ食べるのか初めて分かりました。
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春美 (木曜日, 12 2月 2015 13:47)
なるほど、そうなんですか。
私の味覚も衰えていってるんですね。なんか、悲しいなぁ。
この頃日本酒を飲むようになったのですが、違うお酒を一緒に飲んで比べると違うな、と思うのですが、別々に飲むとあまり違いがわかりません(^_^;)
違いがわかるようになりたいです。
sionseitaiin-tagajo (木曜日, 12 2月 2015 21:45)
私も20年程前までは日本酒の味は分かりませんでした。おいしいと思われる日本酒を数多く味わう中で、自分の好みの日本酒が分かり、違いも分かってくると思いますよ。