しおん整体院

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歯槽膿漏

アルコール好きの私は不規則な生活のため30歳過ぎには深刻な歯槽膿漏になりました。ただどういうわけか歯科医も首をかしげるのですが、左右の上の歯の何本かだけなのです。その数本の歯を支えているはずの骨が溶けてほとんどない状態なのだそうです。他の歯はほぼ健康なのですが、その数本の歯の周りの歯茎がしょっちゅう腫れて月に1~2度は必ず歯医者に通っていました。どうしようもないのかと、ある歯医者に18年程通っていましたが、行った次の日にまた歯茎が腫れるということが何度かあり、さすがにこれはおかしいと何度も歯医者を変えてはどこかに良い歯医者はないものかと思っていました。1か所に2年程は通いましたが、どこも対症療法に過ぎず、同じこととを言われては同じことを繰り返していました。ところが去年、どうせだめだろうと近所の歯科医院に行ったら、根本治療するというのです。3か月ほどかかりましたが治療の最後の日に次回は1年後くらいでいいですよ、と言われた時は、本当にか!?と思いましたがそれから半年以上経ちますが、最近ある歯が少しぐらついた位ですぐ落ち着き今のところ腫れも全くありません。この25年間、半年も歯について何も考えなくて済んだことは喜ばしいことなのですが、最初からこの歯科医院に行っていればと、この25年間は何だったのかと思わざるをえません。

この歯槽膿漏ですが、皆さんご存知のように口の中の細菌と糖が結びついた歯垢やさらにカルシウムが結びついた歯石が原因ですが、歯垢がたくさん付着するとはがれて浮遊し唾液中の細菌数が増します。これが間違って肺に流れると誤嚥性肺炎を起こすこともあるといいます。2012年の日本人の死因の実に3位が肺炎で、そのかなりの割合がこの誤嚥性肺炎と考えられているというのですから驚きです。歯槽膿漏のさらに恐ろしいのは歯茎の炎症で血液の流れに乗って細菌が全身に運ばれてしまう点です。血流に乗った細菌は動脈硬化を起こしている部分などに引っかかり留まります。免疫系に問題がない場合は少量の細菌なら十分な殺菌力をもっているので大丈夫なようですが免疫力が大きく下がっている場合や動脈硬化の進んだ人、心臓の悪い人は歯槽膿漏にならないよう気を付ける必要があるようです。

普段はあまり口の中のことは意識しない人が多いと思いますが、感覚と運動をつかさどる脳の領域では口の部分が何と3分の1を占めているそうです! 家族や友人と楽しくおしゃべりし、おいしいものをしっかり食べることで脳も活性化するということにつながるようですね。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    春美 (水曜日, 21 1月 2015 14:12)

    長年の歯槽膿漏が治って良かったですね。

    テレビでも、歯槽膿漏で歯が抜けるから、予防の歯磨き粉の宣伝してますよね。
    私は、虫歯がありますが、治療が終っても定期的に歯石をとったりしてケアをすればよいそうです。
    ずっと歯科医にいっていないので、ちょっと心配です。
    ほかの病気もですが、予防が大事。
    歯は、もっと丁寧に磨きます。

  • #2

    sionseitaiin-tagajo (木曜日, 22 1月 2015 11:04)

    何年も歯医者さんに行かない方もいますが、異変に気づいた時にはかなり進行している場合もあるようです。春美さんもそろそろですかね?
    私も行ってみます。