多賀城市鶴ヶ谷2丁目36-15
TEL 022-364-0811
お電話での受付時間
午前9時から午後9時まで
午前10時~午後9時00分
不定休(月に1~2日)
診療時間外や休日であっても
ご要望に応じられる場合が
あります。
お気軽にご相談下さい!
療術中は顔がベッドに当たるためタオルが必要になります
柔らかいフェイスタオルの持参をお願いしています。
(写真は我が家の玄関ですが、左にある花が黄色いほうずきのような形をしていて面白いのでつい買ってきちゃいました。サンダーソニアというそうです。)
先日、患者さんから「大腸がんってよく聞くけど、小腸がんって聞かないよね。小腸がんってあるの?」と尋ねられましたが、二人してう~んどうなんだ?となり、ネットで見たらあるということが分かりました。
小腸がんの発生リスク因子には、高脂肪性の食事、クローン病(消化管で発症する慢性的な炎症を起こす病)や小児脂肪便症(タンパク質の一種のグルテンに反応して起こる自己免疫疾患)などがありますが、他の病気が原因で起こることもあるようです。小腸がんの初期症状では無症状だったり貧血位の症状しかでないので、病院へ行っても小腸がんを疑ったり発見することは難しいようです。腹痛や血便などの自覚症状が現れるのは、がんが進行してからで早期発見が非常に困難だということです。発見された時には手遅れのことが多く完治は少ないということです。
小腸は口からも肛門からも遠いので胃や大腸を見る内視鏡を小腸まで入れることは難しいといわれていますが、最近では小腸内視鏡や消化管内の画像を自動撮影するカプセル内視鏡などもあり小腸がんの診断は格段に進歩しました。
写真はこれまた小腸がんとは無関係な我が家の庭です。今年はモミジが鮮やかな色に染まりました。
ところで、小腸がんの発生する割合はとても少なくて消化器官全体の1%未満、0,2~0,3%位ではないかという報告もあるようです。なぜそんなに少ないのか? 小腸は食物が通るときに必要な栄養素を摂りいれなければなりません。同時に毒性のあるものは排除する必要があります。考えてみると、無数の腸内細菌が住みつき免疫機能もすこぶる高く非常に丈夫な臓器なわけですよね。そんな簡単に小腸ががんになったら人類は生き残れませんものね。でも、当たり前ですが、高脂肪の食品を消化するというのは内臓に負担をかけ、成人病になる原因にもなるので多く摂るのは避けるべきですね(^^)/
コメントをお書きください
春美 (月曜日, 21 11月 2016 14:33)
どの癌でも、早期発見が大事なんですね。
人間ドックには受けていますが、癌検診は2年くらい受けていません。
いけないと思いつつ…
しおん整体院 (金曜日, 03 2月 2017 15:24)
私は1年に1度の市の定期健診すら受けてないので妻には呆れられています(^^;)